• 矯正歯科治療について
• 矯正治療のメリットとリスク
• 矯正治療ができる年齢
• 矯正治療の装置

矯正歯科治療とは、歯並び・噛み合わせを整えて、歯の機能性や審美性を改善する治療です。歯並び・噛み合わせがずれていたり上下の歯が噛み合わなかったりする状態を「不正咬合」といいます。

矯正治療では、歯を削って差し歯にするのではなく、矯正装置で歯や顎の骨に力をかけて健全な歯並び・噛み合わせへと導きます。

このようなリスクは、適切な矯正治療を行うことで回避できます。ただし、毎日丁寧に歯磨きを続け、定期的にメンテナンスを受けていただく必要があるため、患者さまのご協力が必要不可欠です。二人三脚で矯正治療を進めていければと考えておりますので、ご不明点や疑問点などはお気軽にご相談ください。

乳歯の歯並びが悪いと、永久歯がきれいに生えてこなかったり顎の骨の変形や発育不足などが起きたりする恐れがあります。当院では、お子さまが安心して治療を受けられるような体制を整えております。

全ての歯が永久歯に生え替わった中学生以降では、成人矯正となります。お子さまのお悩みを十分にヒアリングしたうえで、1人ひとりに合った治療法をご提案いたします。また、思春期のお子さまでも気になりにくい「目立たない矯正装置」の使用も可能です。

矯正治療に年齢制限はないため、40歳以降の患者さまにも受けていただけます。むし歯や歯周病は歯を失う原因のため、なるべく早く歯並び・噛み合わせを整えて、歯磨きがしやすい状態を作ることが大切です。

インビザラインは、アメリカのアライン・テクノロジー社が開発した矯正装置です。透明で目立たないうえに薄くて軽いため、装用感と審美性の両方に優れています。マウスピース矯正の中でも「マウスピース型カスタムメイド矯正装置」に該当し、世界100ヶ国以上・1,300万人以上の人に使用されている実績豊富な矯正装置です。

改良を重ねてきた結果、幅広い症例に対応できるようになりました。目立たない矯正をご希望の方はお気軽にご相談ください。

表側矯正は、歯の表側にブラケットを取り付けてワイヤーを通してつなぎ、ワイヤーの張力で歯を動かす矯正治療です。最も古い歴史があり、適用範囲が広いことがメリットです。ただし、口を開けたときに装置が目立ちます。

舌側矯正は裏側矯正とも呼ばれ、歯の裏側にブラケットを取り付けてワイヤーを通し、ワイヤーの張力で歯を動かす矯正治療です。口を開けたときに装置が見えにくいため、目立たない矯正治療を希望されている方に適しています。

歯並び・噛み合わせを全体的に整えるのではなく、前歯や八重歯など一部の歯だけを整える矯正治療です。装置を取り付ける歯の本数が少なく、動かす距離も短いため、それだけ治療費と治療期間を抑えることができます。ただし、全ての症例に適用できるわけではないため、まずは部分矯正を適用可能かどうか調べる必要があります。

マイオブレース・システムは、不正咬合の根本的な原因にアプローチする矯正システムです。3～15歳が最適な年齢ですが、装置は取り外し式のため学校生活への影響はほとんどありません。日中の1時間と就寝中の装着のみで効果を発揮できます。