マウスピース矯正
(インビザライン)とは
マウスピース矯正(インビザライン)は、透明なマウスピースを装着して口元の見た目を気にすることなく歯並び・噛み合わせを整えられる矯正治療です。世界100ヶ国以上、1,300万人以上の人が使用しています。
矯正治療を受けたいけれど口元の見た目が気になる、仕事の都合上、目立つ矯正装置を使用できないなどの悩みを解消できます。
マウスピース矯正と
他の矯正の違い
矯正装置の目立ちにくさ
透明で薄いマウスピースを使用するため、口を開けたときに装置が目立ちません。一方、ワイヤー矯正は金属の矯正装置を歯の表側に装着するため、口を開けたときにどうしても目立ちます。ただし、歯の裏側に装置を装着する方法であれば、比較的目立ちにくいでしょう。
取り外しの可否
ワイヤー矯正は、矯正装置を自分で取り外すことができないため、歯磨きがしづらくなります。マウスピースは1日20時間以上の装着さえ守れば、一時的に取り外しても問題ありません。結婚式や面接など大切なイベントのときや食事、歯磨きのときは取り外しておけます。
通院回数
マウスピース矯正はワイヤー矯正と比べて通院回数が少ないため、忙しい人でも受けやすいでしょう。一度に複数枚のマウスピースをお渡しし、数週間に1回の通院に抑えることもできます。
痛みや違和感
マウスピース矯正は、1枚のマウスピースで動かす距離が短く、段階的に歯並び・噛み合わせを整えていきます。そのため、歯が動くときの痛みや違和感を抑えられます。また、マウスピースは軽くて異物感が少ないため、ワイヤー矯正よりも装着感がよいでしょう。
正確なマウスピース矯正を
提供するための「iTero」
マウスピース矯正では、3D光学スキャナーのiTeroを使用します。お口の中をなぞるだけで精密な歯型データを取得できるため、従来の印象材を使用する方法と比べて早く・精密に・快適な検査が可能になりました。
取得したデータをもとに歯の動き方をシミュレーションし、治療前後での歯並び・噛み合わせの違いをご確認いただきます。患者さまのご希望の仕上がりにならないことがわかった場合は、治療方針の変更が可能です。いずれにしても、結果的に患者さまの満足度の向上につながります。
マウスピース矯正
(インビザライン)の注意点
装着時間
マウスピースは、1日20時間以上の装着が必要です。食事や歯磨きのとき以外は常に装着していることになります。装着時間が短いと治療計画の通りに歯が動かないため、治療期間が長くなります。
チューイの使用
マウスピースをしっかり装着するために、チューイを噛む必要があります。装着がゆるいと歯に正しく力がかからないため注意してください。
追加のアライナー
マウスピースが合わなくなった場合は、新たに歯型を採取して新しく製作します。最初のマウスピースの出荷日から5年以内は無料で再発注できます。