矯正歯科全般
歯並びが気になっているのですが相談だけできますか?
もちろん可能です。お悩みをお伺いしたうえでお口の状態を確認し、治療の必要性や治療法についてご説明いたします。初診相談は無料ですのでお気軽にご相談ください。
どのような歯並びだと矯正が必要なのでしょうか?
出っ歯や受け口、歯並びのでこぼこ、上下の前歯の間に空間ができるなど、さまざまなタイプの不正咬合があります。いずれも矯正治療で改善した方がよいでしょう。
歯並びが悪いと、見た目以外に何か問題は起きるのでしょうか?
上下の歯がしっかり噛み合わないと、顎関節に負担がかかります。その結果、肩こりや頭痛などが起こり、全身のバランスが崩れてしまう可能性があります。何となく身体がだるい場合も歯並びが関係しているケースが少なくありません。
また、歯並び・噛み合わせが悪いことで歯の清掃性が低下し、むし歯や歯周病のリスクが高まります。
矯正治療にかかる時間はどれぐらいですか?
骨格や歯並びなどで異なりますが、半年~3年程度が目安です。予想以上に治療期間が長くなることがないように、診断時に完了時期を計算してご説明いたします。
矯正しても元に戻ってしまうことがあるのですか?
矯正治療で歯の位置を動かしても、定着していなければ元に戻ってしまいます。そのため、保定装置を装着して歯の位置を安定させる必要があります。数ヶ月に1回のメンテナンスとチェックで歯並びの安定度を確認いたします。
矯正治療の際に歯を抜くことはありますか?
歯並びの状態によっては抜歯が必要ですが、歯のエナメル質を削ってスペースを作るだけで行える場合もあります。不必要な抜歯をすることはありません。抜歯をするのであれば矯正したくないという方も、一度ご相談ください。
歯並びが改善すると顔の輪郭も良くなると聞いたのですが本当ですか?
口元や顔の輪郭にも変化が起こることがあります。そのような変化が起きるかどうかは、ある程度の予測がつきますので、まずはご相談ください。
大人と子どもで矯正方法は異なるのでしょうか?
全ての永久歯が生えそろっていれば成人矯正、乳歯と永久歯が混在している場合は小児矯正です。子どもは顎の成長段階にあるため、顎の成長をコントロールすることで将来的に永久歯がきれいに並ぶように促します。大人は顎の成長が完了しているため、矯正装置で歯を動かして歯並びを整えます。
矯正治療に痛みはありますか?
歯を動かす際に痛みが生じますが、数日で慣れたり治まったりするため、日常生活に支障をきたす心配はありません。中でもマウスピース矯正は弱い力で歯を動かすため、ワイヤー矯正よりも痛みを抑えられます。また、口腔内を傷つける心配がない意味でも、痛みが少ない矯正方法と言えます。
むし歯や歯周病があっても矯正はできますか?
むし歯や歯周病を治療してから矯正治療を開始することが基本ですが、状態次第では矯正治療を行えることもありますので、まずはご相談ください。
妊娠中でも矯正治療はできますか?
レントゲン撮影が必要なため、産後に行います。妊娠前に検査が完了している場合は治療を受けていただけます。矯正治療を受けてもよいかどうかは担当医にご確認ください。
マウスピース矯正
マウスピース矯正に痛みはありますか?
歯を動かすときはどうしても痛みが生じますが、マウスピース矯正は1枚につき0.25mm以下しか移動させないため、痛みを最小限に抑えられます。また、薄くて歯の形に適合しているため、ワイヤー矯正と比べて装置で口腔内を傷つけにくいでしょう。
ワイヤー矯正とマウスピース矯正の治療期間に違いはありますか?
治療期間に大きな違いはありませんが、マウスピースの装着時間を守っていただけない場合は治療期間が延びてしまいます。
マウスピース矯正とワイヤー矯正は併用することはありますか?
併用する場合があります。マウスピースの一部をカットして、外側から見えづらい部分にブラケットとワイヤーを装着します。
マウスピースは1日どれぐらいの時間の装着が必要ですか?
1日20時間以上の装着が必要なため、食事と歯磨き以外は常に装着する必要があります。
マウスピース矯正ができないのはどういうときですか?
非常にさまざまな症例があり、一概に「こういうケースはマウスピース矯正では対応できない」とお伝えすることができません。歯並びを実際に確認のうえで判断する必要がありますので、まずはお気軽にご相談ください。
マウスピースは目立ちますか?
透明で薄いマウスピースを使用するため、口を開けたときに矯正装置が目立つことはありません。
失敗することはありますか?
装着時間が短すぎると、治療計画のとおりに歯が動きません。それ以外の原因で失敗することがないように、的確な調整、対応をしております。
インビザラインは途中で合わなくなることはありますか?
インビザラインは最初に全てのマウスピースを作製します。指定時間の装着ができていないとマウスピースが合わなくなるため、作り直さなければなりません。5年の保障期間内であれば、検査費用を除き、無料で作り直すことができます。
小児矯正
何歳ごろから矯正すればよいのでしょうか?
歯並びのトラブルの種類や重症度などで異なります。受け口や顎の左右へのずれなどは、3歳頃から治療を開始する方がよい場合があります。一般的に5~7歳から始めますので、それよりも前に一度ご相談ください。永久歯が生えそろってからは成人矯正となります。
学校検診で不正咬合と指摘されたのですがどうすればいいのでしょうか?
不正咬合と診断された場合は、お子さま自身が気にされていなくても、一度ご相談いただくことをおすすめします。放置するとコンプレックスの原因になったり、むし歯や歯周病のリスクが高まったりして、将来的に心身の健康を損ねる可能性があります。
「治療するのはまだ早い」といわれたのですが心配です。
矯正治療の必要性について、明確な判断基準がありません。そのため、そのように言われるケースもあります。心配な場合は、別の歯科医院を受診して意見を聞いてみることをおすすめします。
親の歯並びが悪いので子どもの歯並びも悪くならないか心配です。
不正咬合には遺伝的要因があるため、親の歯並びが子どもに受け継がれる可能性があります。特に、受け口は骨格的な問題が原因となることが多いでしょう。
不正咬合は自然に治らないのでしょうか。
可能性はあります。乳歯から永久歯に生え変わることで、歯のすき間がなくなるケースが少なくありません。受け口や叢生などは自然治癒がほぼ期待できないため、早めに治療を始める必要があります。
マイオブレースは交換が必要ですか?
マイオブレースは1つずつに役割があるため、年齢や口腔内の状況に応じて交換が必要です。
兄弟でマイオブレースを共有できますか?
使用したマイオブレースは弾性が失われるため、同様の効果が得られません。また、トレーニングも必要ですので、使い回すのではなく、まずはご相談いただくことが大切です。
嘔吐反射あってもマイオブレースは入れられるのでしょうか?
ひどい嘔吐反射がある場合でも、正しい呼吸法によって改善する可能性があります。最初の1~2週間は無理のない範囲で使用してみてください。